2007年4月1日、筑波サーキットで開催されたハイパーミーティングのチューニングカー10ラップバトルにおいて、アライズという名の東名パワードのGDB-Cが勝利を収める。約3年間活動してきたアライズプロジェクトも、この優勝で所期の目的を達成したため、次の目標を、近年盛り上がりをみせている、アメリカでのタイムアタック参戦に決定。その目標に向け行動を開始する。
アメリカのタイムアタックに参戦するにあたり、まずは既存の車両でという話も出ていたが、ちょうどその頃懇意にしていた山田選手と一緒にやろうという話もあり、「どうせ参戦するなら・・・。」といった感じで、このプロジェクトが動き出す。そして、山田選手の紹介でVOLTEXさんとCYBER EVO滝沢さんが参加。そのメンバー間の話の中で、「好成績を収めるためにはいいシャシーが必要。」ということでクスコブランドのキャロッセさんにシャシー・駆動系での参加を打診したところ、キャロッセさんの北米マーケティングの方向性ともコンセプトが合致したこともあり、快諾をいただいた。ここに山田英二・キャロッセ・東名パワードの三位一体体制が完成する。
このプロジェクトの立ち上げにあたり、全員でのミーティングを行った。様々な項目でその分野のスペシャリストならではの活発な意見が交わされ、最終的に合意に至った内容は・・・。
エンジン担当
東名パワード
シャシー・駆動系担当
キャロッセ
空力担当
ボルテックス
ドライバー
山田英二
参加クラス
アンリミテッドAWD
目標
@インプレッサ最速
A総合優勝
Bコースレコード奪取
上記を段階的にクリアしていく。
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